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2013年3月9日土曜日

130309BBSの高坂さんとお会いして

今日は名古屋でBBSの高坂さんとお会いして、実際に少年とお話しすることができました。
噂には聞いていましたが、高坂さんの熱意に最初は圧倒されました。
少年たちの話をしっかり聞いて、時には冗談も交えたり自分の失敗談などを話したりしつつ、まじめな話のときは真剣に。自分も同じ活動をしているのに、情けなくなるほどでした。それでも帰りには励ましの言葉も頂き、これからも頑張ろう!と思えたので、忘れないうちに特に印象に残ったことを3点だけ書いておきたいと思います。(書ける範囲のみ書かせて頂きます。)


■相手にとって相談しやすい人になれ

高坂さんが帰りにおっしゃっていたのは「相手にとって相談しやすい人になるためには、まずは自分も相手にオープンにならなければいけない」ということです。例えばもしあなたが悩みを持っていたとき、AさんとBさんのどちらに相談しますか。

Aさん:自分の話をあまりしない。上っ面の話が多く、Aさんからは悩みを相談してこない。
Bさん:自分の話をたくさんする。失敗談も多く、よく悩みを相談してくる。

僕の例の作り方が下手なせいもありますが(笑)、Bさんの方が悩みを相談しやすいのではないでしょうか。普段から自分の心をオープンにして、自分も悩んでいることや困ったことを打ち明けていけば、相手にも親しみやすくなるということです。ところが普段の自分の活動を振り返ると、”Aさん”の要素が多いように思えます。もちろん相手の話を引き出すために自分の話をしすぎない配慮は必要かと思います。しかし相手が相談しやすいと感じさせるためにも、自分の恥ずかしい部分や見せたくない部分も見せられるように心がけたいと思いました。また相談しやすい雰囲気を作るためにも環境面をもう少し考慮したいと思います。

■1人1人見ると非行少年も素直で頑張り屋

学校ではルールを守れない子は問題児扱いされてしまい、あたかも彼らが努力していないような錯覚をしてしまいます。現職の先生を非難しているわけではなく、自分もそのような見方は必ずしてしまうと思います。1人の教師がクラス全体を相手にしていれば、見えない部分ももちろんあるからです。ところがBBSなどで対個の付き合いをしていると、決して彼らが怠け者ではないことがわかります。
例えば、ある子が遅刻を2日連続でしてきたとしましょう。1日目は4時間目に来て、2日目は3時間目に来る。これだけ見たらルールを守れない遅刻常習犯です。しかし4時間目に来ていた子が3
時間目に来れるようになったのは少なからず成長と言えるでしょうし、それは認めてあげるべきです。
悪いところは嫌でも見えてきます。しかし、その中でも彼らの頑張りはどこかに隠れていて、それを発見して褒めることが大切だと考えるべきです。(べき論で終わってしまうのは情けないですが、それでも次の活動から実践できるようにしたいです。)
本当に今日関わらせて頂いた子たちは全員素直で優しい子でした。1人1人見ることを大切にしたいです。

■自分がBBS地区会に何ができるか

この前の追いコン研修でも「BBSという団体でボランティアをやっているのだから、1人で頑張っても仕方ない」という話がありました。(もちろん個人の頑張りも奨励されるべきとは思いますが…)自分が会にどう貢献できるかと最近考えていました。
今日思ったのは、活動を広げることができるのではないかということです。例えば、少年院見学や学習ボランティアの改善、保護観察所見学、他団体との連携、他地区との連携など、やりたいな~で終わっていることは実はたくさんあります。しかし、これらのうち実際にやったものは恥ずかしながら1つもありません。高坂さんは講演などで全国を回られている方ですが、近くのBBS会の人とつながりを作られています。このような繋がりも会に貢献していると言えるはずです。
一人よがりにならないように気を付けながらも、できるだけ行動に移したいです!




と、何とも勢いだけで今日感じたことを書いてしまいましたが笑
今日自分が考えたことは本当に大きいと思いますし、とても貴重な経験ができたと実感しています。このような機会を頂けて、少年たちにも高坂さんにも大変感謝しています。

これからもBBS頑張ります!!


1 件のコメント:

  1. 私自分はどうやってるんだろう・・
    相手のことは良く考えないで動いてばかりだと思う・・
    とりあえず自分が彼らを好きでいればなんとかなるのでは、と思うっていたのだが、それ以上に必要なものはやはりここに書いている一番基本と言えば基本であるこれらだと思いますよね・・。

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